猫の魅力は猫好きにしか分からない、猫の不思議な行動にたまらない程癒される。
そんな日々を送っていらっしゃる猫好きの皆様、我が子の用に可愛い愛猫は、体に不調があっても言葉で伝える事が出来ません。
愛猫の健康を守るためには、飼い主さんが日頃から猫の様子を観察し、触れることで病気の早期発見につながります。
猫好きの方の参考に、愛猫の体、排泄物の健康チェックをまとめてみました。
我が家の愛猫です。
毎日癒されてます。
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猫は基本的に、撫でられるのが大好きですが、触れられるのを極端に嫌がる猫もいます。
そんな時は、猫が寝ている時が唯一のチャンスです。
当てはまる項目があれば、早めに動物病院での受診をおすすめします。
目次
** 背中の毛、皮膚のチェック
首筋から背中、尻尾の付け根にかけて、優しくゆっくりと撫でましょう。
🔴 毛の感触につやがなくゴワゴワしていたり、毛が束になっている。
ザラザラやボコボコした感触、毛が薄くなっている、部分的に脱毛している。。
『このような場合は、ストレスによる過剰な毛づくろいで脱毛の可能性。皮膚炎、皮膚炎による発疹や、内蔵
疾患、口内炎による栄養状態の低下による可能性があります』
🔴 皮膚をつまんだ部分の戻りが遅い、つまんだ形のまま戻らない、または戻らない。
『水分摂取不足による、脱水症状の可能性があります』
お腹や胸、尻尾、足のチェック
胸からお腹にかけて優しくゆっくりと、尻尾は、根元から先まで滑らせるように、前足、後ろ足はそれぞれ付け根から足先まで軽く握るように触ります。
お腹は触られると猫が嫌がる場所です。ご機嫌のいい時や寝ている時のチェックがお勧めです。
🔴 お腹を触ると痛がり、しこりや腫れている場合。
『内臓や皮膚などに異常があり、また、乳腺腫瘍やリンパ腫などのガンの可能性があります。便秘や異物誤飲の可能性も。』
🔴 尻尾が変形している(生まれつきでない場合)
『ケガや骨折の可能性。』
🔴 足を触ると痛がり鳴いたりする。また、しこりや腫れがある。
『痛みがある部分に、関節炎をおこしている。しこりや腫れの場合は、リンパ腫のガン、あるいは捻挫、骨折。、関節炎などによる可能性があります』
口の中、鼻、あごのチェック
口の中を見る際は、指で上唇を押し上げ、手で猫の目を覆うようにすると怖がりません。
🔴 歯茎や唇が赤く腫れたり、ただれている。または、歯石ががついている。
『歯周病や歯肉口内炎などの口内疾患により、炎症がおきている。または、潰瘍がができている可能性があります』
🔴 色のついた鼻水や鼻血が出ている。
『緊張などによって出る透明の鼻水は異常がありませんが、クリーム色、緑色の鼻水は感染症の可能性があります。鼻血の場合は、歯周病、もしくは潰瘍の可能性』
🔴 あごに黒い小さなブツブツがある。または、グリグリとしたしこりがある。
『あごについている黒いブツブツは猫挫瘡(ねこざそう)といい、猫のあごニキビです。グリグリとしたしこりは、リンパ腫の可能性。リンパ節の炎症や、耳や歯茎の炎症の影響の可能性もあります』
目のチェック
目の下に軽く手を当てて顔を支えましょう。
🔴 トロンとしている。
『目に輝きがないのは、体調が悪い時です』
🔴 眩しそうにしている。
『結膜炎、角膜炎、緑内障の可能性があります』
🔴 濁っている。
『出血しているか、ブドウ膜炎になっている可能性があります。』
🔴 黒目が大きくユラユラと揺れている。
『脳や内耳に異常がある可能性があります』
🔴 異常にギラギラしている。
『明るい所でも瞳孔が開いて目がギラギラしている場合は、甲状腺機能亢進症の疑いがあります』
🔴 黒や白の目ヤニが大量に出ている。
『茶色い目ヤニが少し出るのは心配いりませんが、黒や白の目ヤニが大量に出る場合は、ドライアイ(乾性角結膜炎)の可能性があります』
🔴 黄色や緑の目ヤニが出ている。
『結膜炎、角膜炎などの可能性があります』
🔴 白目や目の周囲が赤くなっている。
『結膜炎、角膜炎の可能性があります。また、瞬膜という所に炎症がおきている可能性もあります』
耳のチェック
耳の穴を明るい方へ向けて、耳を後ろ側にめくります。
🔴 乾燥した黒い耳アカ、湿った茶色い耳アカがある。
『耳ダニ症やカビの一種のマラセチア菌などに感染し外耳炎を起こしている可能性があります』
🔴 黄色い膿のようなものがついている。または、ツンと鼻につくような刺激臭があり、鳴いたり痛がったりする。
『重度の外耳炎、内耳炎の可能性。または、外傷により化膿している可能性があります』
🔴 耳介(耳の三角形の所)の内側が白、または黄色っぽい。
『白っぽく見える場合は、貧血の可能性。黄色っぽく見える場合は、肝臓の異常により黄疸が出ている可能性があります』
おしっこチェック
おしっこの量は多くても少なくても病気の可能性があります。または色やにおいも定期的に確認しましょう。
🔴 おしっこの量が極端に少ない、または、出ていない。
『膀胱炎や結石で尿毒症になる危険性がある為、受診が必要です。特に雄猫の場合は、緊急性が高いので要注意です』
🔴 量が多くて普段の倍以上。
『慢性腎不全、糖尿病、甲状腺機能亢進症の疑いがあります』
🔴 色が薄い、においが弱い。
『慢性腎不全、糖尿病、甲状腺機能亢進症、子宮蓄膿症などの可能性があります』
🔴 においが強い。
『膀胱炎や結石、または、肝臓の機能に強い負担がかかっている場合があります』
🔴 オレンジ色をしている。
『膀胱炎や結石が原因で血尿が出ている可能性が高く、何度もトイレに行き少量しか出ないのが特徴です。尿毒症になり生命にかかわるので直ぐに受診して下さい』
うんちチェック
うんちの量は、人の人差し指1本分程度が目安です。
🔴 3日以上出ない、または、うんちの姿勢をとるのに出ない。
『小指先ほどのコロコロしたうんちしか出ない場合は、便秘です。また、何度もトイレに入り、うんちの姿勢をとるのに出ない場合は、うんちが腸内で動かなくなり、巨大結腸症になっている可能性があります』
🔴 1回で大量の下痢や軟便、1日に2回以上の下痢や軟便、2~3日おきに繰り返し下痢や軟便をする。
🔴 色がどす黒い、赤い血が混ざっている。
『腸内の炎症などにより出血している可能性があります』
🔴 固くカラカラに乾燥している。
『脱水気味の可能性があります』
当てはまる項目がありましたか?
その他、気になる場合は、動物病院でのご相談をされると早期発見にもつながります。
あなたの大切な猫ちゃんが、いつまでも元気に健康で長生きしますように‥
プチ豆知識
🔘 猫の平熱は38℃~39℃、高齢の猫の場合は、0.5℃程低くなるそうです。
平熱より1℃以上高い場合は、発熱。
低い場合は、低体温です。
体温の測り方‥‥ 体温計の先にサランラップを巻き、オリーブオイルを一滴垂らし、猫の肛門に2㎝程入れると正確な体温が計れます。
🌕️ 猫の心拍数は100~160拍が正常値。
心拍数の測り方‥‥ 猫の心臓は胸の少し下にあります。
猫を立たせた状態で、脇の下から両手を入れて10秒間トクトクという拍動を数えます。
その数に6を掛けた数が心拍数です。
猫大好きおもちより☆
∪*^ェ^*∪大切なペットの保険選びは!