小学生の頃、母が作ってくれた『くず湯』
沸騰したお湯に片栗粉と砂糖を入れていました。
30年以上食べてないなぁ~☺️
懐かしい思い出の味『くず湯』
今度作ってもらおうかな?(*^-^)
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そして『ぜんざい』
母が作る『ぜんざい』は甘め、
お餅は勿論、お山のお婆ちゃん(母方)の手作りのお餅をのせて食べていました。
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『おしるこ』と『ぜんざい』の由来
「おしるこ」
江戸時代にはすでにあったようですが、この頃は塩味の食べ物だったようです。
そもそもおしるこは、小豆あんを水でのばして砂糖を加えて煮て、その中に餅や団子を加えた料理です。特にこしあんを使う場合には、さらしあんを使うそうです。さらしあんとは、生のこしあんを加熱乾燥させて粉末状にしたものです。その“粉のあん”を使ったことから「汁粉」と呼ばれるようになったようです。
「ぜんざい」
ぜんざいには2つの説があります。
まず、「善哉(ぜんざい)」説。これは仏教用語である「善哉」を由来とする説です。「善哉」は「よきかな」とも読み、元々「すばらしい」を意味する言葉です。これを食べた僧侶が、あまりのおいしさに「善哉」と叫んだことからそう呼ばれるようになった、という説です。
☆ ぜんざいを最初に食べたとされているのが、「一休さん」で親しまれている、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)です。
一休さんがぜんざいを食べて、「善哉!」と叫んだことから名付けられたと言われています。
次は出雲神社の「神在餅」説。出雲神社の神事において振る舞われた「神在餅(じんざいもち)」を由来とする説です。「神在餅」の「じんざい」がなまって「ぜんざい」へと変化したと考えられています。
地方によって呼び名が違う『おしるこ』と『ぜんざい』
北海道では、おしることぜんざいは、あまり区別がないようです。
一部の地域では、お餅や白玉団子の代わりにかぼちゃを入れることがあるそうです。
お米がなかなか収穫できず、かぼちゃを代用品として用いたのが始まりと言われています。
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関東の「おしるこ」と「ぜんざい」の違い
関東のおしることぜんざいの違いは、「汁気があるかないか」で呼び名が異なります。
汁気があるものを「おしるこ」
汁気がないものを「ぜんざい」
と言います。
また、「あんの状態(粒あん、こしあん)」で呼び名を変えていることも。
粒あんのものを「田舎しるこ」「小倉しるこ」
こしあんのものを「御前しるこ」
関西の「おしるこ」と「ぜんざい」の違い
関西のおしることぜんざいの違いは、「あんの状態(粒あん、こしあん)で呼び名が異なります。
こしあんのものを「おしるこ」
粒あんのものを「ぜんざい」
と言います。
「亀山」とは?
関西で、汁気のないものは「亀山」と呼びます。
「亀山」という名前の由来は二つ。
一つ目は、小豆の有名な産地である丹波の亀山に由来しています。
二つ目は、お店の屋号です。岐阜県出身の亀山さんという人が、大阪で「亀山屋」というお餅屋さんを開店し、粒あんを使ったぜんざいを売り出したら大人気のメニューになった、という説です。
名古屋でのおしるこは、汁気が多くすすりながら食べるもので、ぜんざいは、汁気が少なく箸で食べるもの、というイメージのようです。
ちなみに名古屋のある喫茶店では、「おしるこスパ」というおしることスパゲッティのコラボメニューが存在するそうです。
九州の「おしるこ」と「ぜんざい」の違い
九州のおしることぜんざいの違いは、関西と同じです。
こしあんのものを「おしるこ」
粒あんのものを「ぜんざい」
と言います。
一部地域では、餅が入っているものを「おしるこ」、白玉団子が入っているものを「ぜんざい」といい、その逆もあるようです。
沖縄の冷やしぜんざい
沖縄では、ぜんざいは「温かい」スイーツではなく、「冷たい」かき氷です。
黒糖で甘く煮た金時豆や小豆を一度冷やして、かき氷をたっぷりのせて味わいます。
地方や各家庭によっても作り方が様々な『おしるこ』や『ぜんざい』ですが、今度は小豆についての豆知識。
小豆は10月~2月が旬と言われています。
あんこ餅やお汁粉が美味しい時期にちょうど旬を迎えます。小豆はもともと中国から伝来したものと言われており、約8世紀くらいに、日本に伝わったと思われます。
小豆は80%が北海道で生産されていて、京都では有名な丹波大納言小豆は、北海道産の小豆と比べるとわずか1%程の生産量だそうです。
小豆の成分は、主にたんぱく質と糖質です。ビタミンB1、B2や食物繊維、カルシウムなども含まれています。小豆に含まれるビタミンB1にはアルコールの分解作用があります。さらに肝臓にアルコールが蓄積することを防ぐビタミンB6も含まれており、昔の人が言った二日酔いには小豆の汁というのはとても有効であると証明されているのだそうです。
また、小豆には鉄分、葉酸、たんぱく質が豊富なので貧血にも効果的です。
また、食物繊維も豊富に含まれていて、便秘予防やむくみの改善に効果的です。昔から小豆は母乳の出が良くなると言われてきました。育児中に甘いものが食べたくなったらおはぎや大福など小豆を使ったものを食べると良いと言われています。
小豆には美肌効果もあるそうです。小豆はポリフェノールが豊富だそうで抗酸化作用の観点から肌など外見的な老化予防に効果があると言われています。アントシアニンも多く含まれていますのでシミ、シワ、くすみなどの改善にも役立ちます。
小豆の健康効果は優れものですね。(*^-^)
受験まで後2週間…
桜🌸咲いたらお赤飯でも作ろうかしら
(*`▽´*)
いつもはてな⭐️に温かいコメントをありがとうございます。
優しい言葉に心が救われます。❤️
今日も読んでいただきありがとうございました。_(..)_🌸