おもちの人生色々

自身で経験した事が、誰かのお役に立てたらと思います。可愛い愛猫も登場します。

『夢』はウェディングプランナー…『千里の道も一歩から』娘が正社員に採用されました。



娘が、大好きな彼の住む町へ引っ越しをしてから半年程が経ちました…
アパート探しや面接など、高速バスで行ったり来たり…

www.omochinozinseiiroiro.com



先日娘から連絡が…
『正社員として採用が決まった~』
『今、本社がある香川県に来ている♪』と元気いっぱいの娘の声に安心しました。




  目次


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夢に向かって…


娘には『夢』があります。

その『夢』を叶える為、高校を卒業してから大阪にある専門学校へ

初めての一人暮らし…

やはりこの時も、一人で高速バスに乗りアパート探しをしていました。

行動派の娘…若い頃の私に似ています( 〃▽〃)


ホームシックを乗り越え、大手の某ブライダル業界へ内定が決まりました…




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新人研修

全国各地から同期でもある新入社員達が一斉に集まり、チームに分かれ1日(正確には15時間前後)で50キロを歩くという試練が…

当然、足が痛くなり歩けなくなり立ち止まってしまいます…
そんな時は、チームの仲間達が声を掛け合います。
励まし支え合い、少し休憩をしたり、足をマッサージしたり…そして一緒にゴールを目指しまた歩き続けます。


ゴールが近づくと、研修先のホテルの壁に先輩達からの応援メッセージが貼り出されていたようです。

『後もう少し』
『大丈夫、1人じゃないよ』
『仲間を信じて!』
『最後まで頑張れ…』
『ゴールは目の前』


娘や同期の新入社員の子達は、先輩達からのサプライズの応援メッセージに胸が熱くなり号泣したそうです。





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1つの壁

全員でひとつのゴールを目指して協力しながら1歩1歩、途中くじけそうになりながらもお互い励まし合い歩き続ける。チームワークと達成感、忍耐力を身に付けるための新人研修。


自由気ままな学生生活から、常に責任ある行動を要求される社会人生活を送る為の第一歩。
人は辛いと思ったことを必死に歯を食いしばって乗り越えたとき、後にそれは財産となります。



あくる日、娘を含め新人さん達はもちろん筋肉痛、歩く姿はみんな『おお股』になっていたようですが、『みんな笑顔』
歩いている途中は、心身共に辛かったけど、やり遂げた達成感を感じ『研修の意味が分かった』と言っていた娘は、ここで1つの壁を乗り越える事ができたと思います。





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ピカピカの社会人1年生、いよいよスタート


ブライダル業界は土日は休めません。残業ばかりで朝も早く、毎日クタクタになりながら日々頑張っていました。

ブライダルフラワーコーディネーターの仕事なので、市場へ花の仕入れにいく為、早い時は朝7時出勤。 …

ブライダルフラワーコーディネーターは、とてもやりがいのある仕事です。
初めて『担当』を任された時は、嬉しさのあまり私に電話を掛けてきました。

娘が手掛けたお花の演出に、新郎新婦さんはとても喜んでいたそうです。



ブライダルフラワーコーディネーターは、結婚式において式が行われる教会や披露宴の会場を花や植物で飾りつける職業です。

式場の入り口アーチや建物までのアプローチ、式場内の階段手すりやテーブル、花嫁が持つブーケやケーキカットに使う大きなナイフなど、いたる所に色鮮やかな花で演出します。


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人間関係の挫折

9割が女性の職場…
娘と同期の子が1人、後は全て先輩方。同期の子は入社してから僅か3ヵ月程でやめてしまったようです。


女性って何でこうも陰湿なんだろう?

ほとんど仕事をしないでキツイ命令口調、雑用なども全て押し付けたり、あからさまな無視や陰口…そして嫌味や妬み
休みの日は必ず先輩のお供でお出掛けです。

気が休まる時がない…よく私に電話を掛けてきました。
このままだと精神的に娘が壊れる…そう思うと私も辛かったです。

『いつでも辞めて帰っておいで!』


入社して1年6ヵ月後…
心身共に疲れ果て退社しました。




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這い上がる娘

『夢』をあきらめない娘、そして『夢』を叶える為、ウェディング関係の仕事に携わり、別の結婚式場にて『音響』の仕事を任されます。
男女半々の職場…いざこざがないわけではありませんが、色んな意味で味わった苦い経験から『心が強く』なりました。





そして…『夢』が…

大好きな彼の住む町へ引っ越しをしてからも結婚式場で働いています。

こちらの職場にもやはり『お局様』ならぬ直々の女性上司がキツイそうで、辞めていく人も…

どれだけ頑張っても誉めない…
会話は全て否定…
商談の邪魔をする…

お陰さまで娘は『打たれ強く』なりました。

『夢』はウェディングプランナー
まだまだ駆け出しですが、この職場で『プランナー』として頑張っています。

そして…
先日、娘は営業成績がトップに…

『令和婚』様様です。



ウェディングプランナーに求められる能力の1つそれは「営業力」


ウェディングプランナーとは、結婚式のプランニングをし新郎新婦のアドバイザー的な役割りも担う職業。 ブライダルコーディネーターやウェディングプロデューサーともいう。 挙式から披露宴、料理、花、写真、衣装、ヘアメイク、引出物等の提案・手配から金銭的な調整、当日のアテンドまで、結婚式をトータルでプロデュースする仕事です。


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出典:ホテルモントレラスール大阪




結婚式をプロデュース


ウエディングプランナーは、結婚を控えるカップルの結婚式をプロデュースし、結婚式場の見学に訪れるカップルにヒアリングを行い、会場の案内をしながら、ここでどのような式を挙げることができるのか提案をします。

式を挙げてもらうことが決定したら事前準備にとりかかります。

お客さまの要望を聞きながら、日程、予算、式の詳細(式の進行・お花・料理・ドレス・BGM・式場のレイアウトなど)を詰めていきます。

また、式当日の司会者の手配や照明・音響の確認、料理の詳細などを、スタッフに的確な指示を出していきます。

無事に披露宴・結婚式が終わった時、ウエディングプランナーにとって感動の瞬間です。





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アクアシンフォニーチャペル



新婦が結婚式で身につけると幸せになれると言われているSomething Four(サムシング フォー)

 

Something New

新しい人生においての花嫁の幸せと成功の象徴です。新しく購入したものを身につけることによって新婦様のこれからの人生が順調でありますようにとの願いが込められています。


Something Old

花嫁と家族のつながり、過去の思い出を象徴し、家族からの譲り受けたアクセサリーなどを身につけることによって、新しい人生と家族をつなぐという役割を意味します。


Something Borrow

隣人愛の象徴。幸せな暮らしをしている友人などから身に付ける物を借り、その幸せをわけてもらうという意味です。


Somethingu Blue

忠実と信頼の象徴です。女性の慎みと誠実・純潔を象徴します。聖母マリアのシンボルカラー

 



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ラ・メゾンSuite



永遠の愛が続くように願いを込めて…

June Bride(ジューン ブライド)

ヨーロッパが発祥の「ジューンブライド」伝説、「June」という月名が、ギリシャ神話の「婚姻」を司る女神「Juno」からきている事から、「結婚と女性を守護する。この女神の月に結婚すれば、花嫁は幸せになれる」と言い伝えられています。

6月という月は、北ヨーロッパでは「春」が始まり、気候が一番良い月。


 

First Bite(ファーストバイト


2人がウエディングケーキを食べさせ合う事で、お互いに誓いを立てる演出として、よく用いられています。

新郎から新婦へ食べさせる時の誓い
「一生美味しいものを食べさせてあげるね」
新婦から新郎へ食べさせる時の誓い
「一生美味しい食事を作るね」



ベール

花嫁がベールで顔を隠すのは貞操の象徴です。
そのベールは、悪意や好奇の目から、新婦の身を守ると信じられています。また、ベールには不思議な力が込められていて、これを被った人に花婿の心が傾くという言い伝えがあります。

チャペルで、結婚の誓いの後、ベールを新郎が取る儀式があります。これは、2人の最後の障害を取り除くという意味を表しています。



 

ブーケ・ブートニア


昔、ヨーロッパの青年がプロポーズの時に”野に咲く花”を摘み、花束を作り、それを女性に手渡したことがブーケの始まりと言われています。
女性は、花束を受け取り、プロポーズOKなら、その花束から1本の花を抜き、男性の胸に刺したと言われています。


ブーケトス

「花嫁が後ろ向きに投げたブーケを受け取った人が、次に結婚できる」という伝説です。
新婦を見守ってくれていた天使達が、次に幸せになる女性の所へ行くように…という意味を込めておこないます。


Rice Shower(ライス シャワー)

神の恵みを受け、実りある暮らしが出来ますように…そして、子宝に恵まれ子孫が繁栄するように…との願いが込められているいい伝えです。
お米は、収穫の時には、一枝にたくさんの穂を実らせます。古くギリシャでは小麦粉やお菓子を…イタリアではケーキを…フランスでは麦を投げた…とのいい伝えがあります。

※ フラワーシャワーというものもあり、これは花の香りでまわりを清め、幸せを妬む悪魔から二人を守るという意味を持ちます。



ドラジェ

ドラジェとは、結婚の幸福を意味するアーモンドをお砂糖で包んだ物の事。
植物の種はたった一つでも、大きく成長した時に沢山の実がなるため「2人が子宝に恵まれますように…」という願いが込められています。
ドラジェをゲストに配るのは「2人の幸せをおすそわけ」という意味。
欧米では、ドラジェは5個入りのものを配ります。その5つには健康・財産・長寿・繁栄・幸福の願いが込められているそうです。
 


クロカンブッシュ

「口の中でカリカリするもの」という意味を持つ、フランスの伝統的なウエディングケーキです。
積み上げられたシュークリームのひとつひとつが、これまで二人を支えてくれた人々を表し、高く積上げる程、たくさんの人々に祝福されると言われています。披露した後、木槌で打って1つずつ取り、これからの食事に困らないようにと願いを込めてお互い食べさせあう習慣があります。


ウエディングケーキ

砂糖が貴重だった時代は、豊かさと繁栄のシンボルとされていて、甘いパンやお菓子は結婚式の最大のご馳走でした。結婚式に親族や友人が「せめてこの日だけは」と、甘いものを持ち寄りそれが高く積上げられ、ウエディングケーキになりました。
また、嫁ぐ花嫁が、結婚式に自分で焼いたケーキを持ってきて、「私はこんなに料理上手です」という事を証明したのが始まりとも言われています。

ウエディングケーキの、各段には、それぞれの意味が込められています。

1段目
生まれてくる二人の子供のために。

2段目
来てくださったゲストのために。

3段目
来れなかった方々のために。




乾杯

ヨーロッパでは「悪魔払い」の意味を込めて乾杯することがあります。これは、悪魔が大きな音や騒がしい音が嫌いという言い伝えからきています。特にグラスの鳴る音を嫌がると言われています。
スペイン南部の結婚式では、悪魔払いとお互い過去をきっぱりと捨てて新たなるスタートをするという意味で、新郎新婦が乾杯の時、先に飲み干し、そのグラスを地面に叩きつけて割るという風習も…

 

指輪

指輪の交換は財産の交換の象徴であり、財産を分かち合って暮らしていくという証です。
古代ギリシャ時代から左手の薬指は、血管が直接心臓につながっていると考えられていました。
その「大事な指には特別な意味をもつ指輪」を、という意味。

それがローマ人を通じてキリスト教の結婚式に伝えられ、現在に至ったもの。
また、指輪が丸いのは「二人の関係に終わりがない」この愛は永遠に続くものだという願いです。


教会の鐘

挙式を終えた後に鳴らす「教会の鐘」には、周囲の邪気をはらうおまじないの意味があります。
新郎新婦が教会を出る際に鳴らすことで、周囲の邪気を追い払うと同時に、結婚を周囲に知らせるための儀式であるといわれています。

 





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ヤドリギの木




古くから伝わる結婚にまつわる伝説やおまじない…(ふたりの幸せが永遠に続くことを願って…)

ウッドスプーン

木でできたスプーンには、料理上手になれて幸せが約束されるという意味が込められています。


6ペンスコイン

もともと貨幣として使われていた6ペンスコインを、花嫁の左足の靴の中に入れておくと「豊かで幸せに暮らせる」というジンクスが…
※ 銅の6ペンスコインは、1551年から1967年まで製造されており、1980年代までは使用されていたようですが、1990年代には、ほとんど見かけることがない幻のコイン。



ヤドリギの木

イギリスでヤドリギ幸福・安全・幸運をもたらす聖なる木と言われています。ヤドリギの下でキスをすると幸せになれるというジンクスが‥


結婚式当日の雨が、新郎新婦の今までの苦労やこれから起こる苦難を、全て洗い流してくれるというジンクスや天が二人の代わりに一生分の涙を流してくれ、これからは二人に沢山の幸せが訪れるというジンクスがあるのだそうです。



ウェディングマウス

ネズミは子だくさんで、生涯同じパートナーと暮らすことから、縁起がいい生き物とされています。結婚式では子孫繁栄の意味もあるようです。



猫のくしゃみ

結婚式の朝、花嫁の近くでネコがくしゃみをすると幸せになれる‥という言い伝えが、ギリシャ・ローマにあります。
くしゃみは、おめでたい挨拶の印であり、ネコはビーナスの代弁者であるという理解から「ネコのくしゃみは女神に祝福された」ことを意味するようになったそうです。
また、結婚式の日に、教会に行く途中で「黒い猫」に出会う事は、幸せの象徴といわれています。
「ハト」「羊」「クモ」に出会うことも、縁起の良い事とされています。

 

馬の蹄鉄

U字型をしている馬の蹄鉄(馬の足の裏に打つ金具)は、その窪みで幸せを受け止めると言われています。
「U」の形になる向きにし持つ。

 



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京都 喜久春 紅白猫まんじゅう



日本古来の縁起担ぎの引出物

紅白饅頭

古代より、白餅は豊かな実りや平和を意味しており、小豆の赤は厄を払うという意味が込められています。
米、小豆、赤、白とすべての要素を備えた紅白饅頭は福を招き、災難を寄せ付けない縁起物としてお祝い事に最適とされるようになったといわれています。



バームクーヘン

ドイツ語で「木のお菓子」という意味。
年輪の形からわかるように、幸せを何十にも重ねるという意味があります。
幸せが末長く続きますように…との願いが込められています。





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最後に…


娘からSomething Four(サムシング フォー)の話や、ウェディングにまつわる伝説の話をよく聞かされます。

これから結婚式をあげる方の参考になれば嬉しく思います。

また、この記事は離れて暮らす娘を思いながら書いています…
色々あったあの当時は、『このまま娘が消えてしまうのではないか…』と凄く心配でしたが、プランナーとして『幸せのお手伝い』を、がむしゃらに頑張っている娘を誇りに思います。



辛い時や悲しい時、困難にぶつかり迷った時など、それを吐き出す事はとても大切です。
(人生色々…どこかで吐き出さないとやってられません)



私もたまに吐き出す事があります。
それを聞いてくれているのは…


この子達…笑



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人生ってあっという間に過ぎるなと、つくづく感じてしまう。(年のせい?)
人は皆、失敗や挫折を繰り返しながら生きています。やがてそれは心に刻まれる大きな財産となります。

私の『夢』

娘に買ってあげられなかった
雛人形を、孫娘が生まれたら買ってあげたい…

今日も明日も明後日も、皆さんが穏やかに過ごせる事を願っています。

お読みいただきありがとうございました。_(..)_🌻







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