小学校1年生から剣道をしている末っ子。
とある私立の中学剣道部の女性顧問の先生にスポーツ推薦でとの声が掛り、
県内一偏差値が低い私立中学校へ無事に合格。
強くなりたいと日々頑張り、
色々な道場から入部してきた仲間と一緒に稽古に励んでいました…
稽古は厳しくてもへっちゃらな末っ子。
でも、日々度重なる部活の仲間達(同じ年)からの嫌がらせを受けるようになりました。
3対1は卑怯
勝つ事だけにこだわると醜い心が養われていくのでしょうか?
武道だからといって礼儀が良いわけではないのです。
やはり基本は親の教育の問題。
子供に剣道をさせるなら、親も『剣道の理念』を頭に入れておくべき。
そして末っ子は1年半の部活に終止符を打つことに。
部活をやめてから笑顔が戻り、
小学生の頃からお世話になっている道場での稽古に楽しそうな表情。
先日剣道2段無事に合格しました。
そして今日は、受験する高校から稽古のお誘いがあり、参加致しました。
生き生きと元気いっぱいな末っ子。
〇 剣道の理念
剣道は剣の理法の修錬による
人間形成の道である
〇 剣道修錬の心構え
剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである
〇 剣道指導の心構え
(竹刀の本意)
剣道の正しい伝承と発展のために、
剣の理法に基づく
竹刀の扱い方の指導に努める。
剣道は、竹刀による「心気力一致」を目指し、自己を創造していく道である。「竹刀という剣」は、相手に向ける剣であると同時に自分に向けられた剣でもある。この修錬を通じて竹刀と心身の一体化を図ることを指導の要点とする。
〇 礼 法
相手の人格を尊重し、
心豊かな人間の育成のために
礼法を重んずる指導に努める。
剣道は、勝負の場においても「礼節を尊ぶ」ことを重視する。お互いを敬う心と形(かたち)の礼法指導によって、節度ある生活態度を身につけ、「交剣知愛」の輪を広げていくことを指導の要点とする。
〇 生涯剣道
ともに剣道を学び、
安全・健康に留意しつつ、
生涯にわたる人間形成の道を
見出す指導に努める。
剣道は、世代を超えて学び合う道である。「技」を通じて「道」を求め、社会の活力を高めながら、豊かな生命観を育み、文化としての剣道を実践していくことを指導の目標とする。
平成19年3月14日制定 全日本剣道連盟より引用
私立に通ってる末っ子は、高校受験の心配はないと思っていましたが、
本人の希望で、県内一人気の公立高校へ受験する事になりました。
私立に入学を決めたのも、高校受験を決めたのも部活をやめたのも全て本人の意思。
子供も人生色々。
悩んで迷路に迷いこんでも、出口は必ず見つかります。
人生の先輩として、色々アドバイスしながら、これからも子供の成長を見守りたいと思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
この言葉には続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
子は親の背中を見て育つ。
子は親の鏡・・・。
部下は上司の姿を良く見ているもの。
人間以外の動物は、親の姿を見て子が育ってゆく「子育ち」ができているけれど、人間は親が先に手を出し口を出すものだから子は育たないのだと。
自分でやってみる。
自分に言い聞かせる。
自分をほめる。
そうでなければ、成長しない。
五十六さんの言葉はそのまま、自分自身が成長するための言葉でもある。
教えられる者も教える者も、互いに育ってゆくための言葉なんですね。
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皆さんが今日も1日笑顔で過ごせますように…🍀