イメージ画像です。弟はイケメンではありません。
私は3姉妹の真ん中…次女です。
父が肺がんの告知をされてから、最初は長くて余命6ヵ月だと言われていました。在宅酸素療法に助けられながら、自宅で静養、そして告知をされてから2年の月日が経っていました。良く頑張ったっとお医者さんに誉めていただき、
暖かい緩和ケアを受けながら、静かに時が流れて行きました。
意識がなくなり、目を開ける事はもうありません。
そんな中、見知らぬ番号から電話がかかってきました。
『◯◯と申します。電話しようか迷いましたが………』
父の息子である事を告げられ、最初は驚きましたが、『最後に父に会いたい』と言う気持ちに涙が溢れ、ありがとうっと心から思いました。
どんな経緯だろうが、『生まれてきた子に罪はない』
東京から夜行バスに乗り、高知まで来てくれた弟に感謝。
母には本当に申し訳ないが、話せる訳もなく、姉妹3人で計画を練りタイミングをみはからい、父に会わせる事に…
父の手を握りしめながら『泣いていた弟』
『最後に父に会えて本当に良かった。ありがとう 本当にありがとう』と何度もお礼を言われました。
その日の夜に、姉妹3人と弟の4人で酒を飲み、『父が何回か会いに来てくれた』『私達の事は知っていた』『叔父さん(父の弟)から父が危篤なのを知った』など色々な話をしました。
次の日の朝、また皆で飲もうねと握手を交わし弟は新幹線で東京へ帰って行きました。
まるで、弟が会いに来てくれるのを待っていたかのように、
父はその日の夕方から血圧測定不能…
丁度、弟が東京に着いている頃…
弟の事を見守っていてくれたのでしょうか?
それから8時間たった頃…父は静かに息を引き取りました。
こんな事ってあるんですね。
母は父に隠し子がいるのを知っていました。
今でもたまに連絡を取っています。
『生まれてきた子に罪はない』
私には弟がいます。(*^-^)
いつも私の雑記ブログを読んでいただきありがとうございます。_(..)_🌸