次男末っ子は生まれつき『重症複合免疫不全症』の難病があり、生後10ヵ月にて臍帯血による造血幹細胞移植により、命を繋いでいただきました。
関連記事
mako-s-kurowassan0411.hatenablog.com
私も骨髄バンク登録をしております。
問診の時に『喘息の持病あり』と伝えていなかった為、登録ができたようです。
未だに適合する方がいなく連絡がありません。
適合する方が現れても、喘息の治療をしている為、残念な事にドナーにはなれません。
また私の妹も骨髄バンクに登録しており、数年前に適合する方が現れ連絡が入りました。
血液検査の結果、妹は薬物アレルギーの為、ドナーにはなれませんでした。
小児科病棟で知り合った、当時中学1年生の男の子S君…
S君は『急性骨髄性白血病』
抗がん剤治療をしながら、希望を抱きドナーが現れるのをずっと待っていました。
次男末っ子が退院の日
病棟に会いに来てくれたS君は、マスクをしていても分かる程、ニコニコ笑顔で『退院おめでとう』っと次男末っ子の頭を撫で握手をして見送ってくれました。
辛い治療に耐えながら頑張っていたS君
、適合するドナーが見つからないまま半年後に空へと旅立ちました。
目次
骨髄バンク登録のお願い
骨髄(こつずい)バンクは、白血病をはじめとする血液疾患などのため「骨髄移植」などが必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。
適合するドナーが見つかる確率は兄弟姉妹の間でも4分の1、血の繋がっていない他人になると数百~数万分の1です。
移植を希望するすべての患者さんがチャンスを得るためには、一人でも多くの方のドナー登録への協力が必要です。
移植が対象になる主な病気
白血病:血液をつくる細胞の異常でがん化した血液細胞だけが増え、正常な血液がつくられなくなる
再生不良性貧血:血液をつくる細胞の機能が低下し、血液成分が極端に少なくなる
骨髄異形成症候群(MDS)、悪性リンパ腫、先天性免疫不全症、代謝異常など。
ドナーが見つかる確率は数百~数万分の1(非血縁者の場合)
赤血球にA・B・O・ABという4種類の血液型があるのと同様、白血球にもHLA型(※1)といわれる型があり、その組み合わせは数万通りも存在します。
造血幹細胞移植を行うには、提供する方と患者さんのHLA型が適合している必要があります。しかし、その確率は兄弟姉妹間でも4分の1、血がつながっていない非血縁者(他人)間になると数百~数万分の1と極めて低いため、近親者にHLA型の適合者がいない場合に、患者さんが独力でドナーを探すことは至難の業です。
※1)HLA・・・ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)の略
より多くの患者さんにHLA型の適合するドナーが見つかるようにするため、行われているのが骨髄バンク事業です。
これは、「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」(平成24年法律第90号)に基づく骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業者として、「公益財団法人 日本骨髄バンク」が主体となり、日本赤十字社や都道府県等の協力により行われているものです。
同法人では、骨髄・末梢血幹細胞を提供する意思がある人たちにドナー候補者として骨髄バンクに登録していただき、患者さんとの間で公平に移植のあっせん(コーディネート)などを行っています。
なお、臍帯血については、骨髄バンクのようなドナー登録制度はなく、全国6ヵ所にある「さい帯血バンク」が業務を委託している産科病院において、出産予定の妊婦さんのうち、臍帯血の提供に同意をされた方から採取をしています。
ドナー登録するには?
わずか、2mLの採血で完了。
窓口での所要時間は15分程度。
ドナー登録できる方
骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している人
18歳~54歳で健康な人(ただし、実際に提供できるのは20歳~55歳)
体重が男性45kg以上/女性40kg以上の人
ドナー登録できない方
病気療養中または服薬中の方(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方)
悪性腫瘍(がん)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの病歴がある方
本人またはご家族に悪性高熱症の病歴がある方
最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方
輸血を受けたことがある方、貧血の方、血液の病気の方
ウイルス性肝炎、エイズ、梅毒、マラリアなどの感染症の病気の方
食事や薬等で呼吸困難やひどい発疹などの既往がある方
過度の肥満の方(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)が30以上の方)
たくさんの方がドナーを待っています。
健康体の方、来年はドナー登録の検討をお願い致しますm(_ _)m
今日もお疲れ様でした(*^-^)
読んでいただき感謝します
(*⌒∇⌒*)🌺